子育てをしながら転職活動をしていると、
面接で聞かれやすい質問の一つが、
「残業はできますか?」
という質問です。
この質問、かなり答えに悩みませんか。
「できます」と言った方が印象は良さそう。
でも、実際にはシングルでバックアップのない環境だと残業は難しい。
無理にできますと言って、入社後に困るのは怖い。
私自身、子育て中の転職活動をする中で、
この質問にはかなり悩みました。
今回は、子育て中の面接で「残業できますか?」と聞かれた時に、
どう答えると印象が良いのか、まとめてみました。
「できます」と無理に言わなくていい
まず大切なのは、
無理に「できます」と言わなくていいということです。
面接では、どうしても良く見られたい気持ちがあります。
「残業できます」
「急な対応も大丈夫です」
「何でも頑張ります」
そう言えた方が、採用されやすいように感じるかもしれません。
でも、実際には難しいことを面接で「できます」と言ってしまうと、
入社後に自分が苦しくなってしまいます。
特に子育て中は、
保育園や学童のお迎え時間、
子供の体調不良、
家庭の事情など、
自分の気合いだけではどうにもならないことがあります。
だからこそ、
できないことを無理にできると言う必要はないと思います。
ただ「できません」だけで終わらせない
とはいえ、
「残業はできません」
だけで終わってしまうと、少し冷たい印象になることもあります。
企業側が知りたいのは、
単純に残業できるかどうかだけではなく、
「どこまでなら対応できるのか」
「急な時にどうするのか」
「仕事に対して協力する姿勢があるのか」
という部分だと思います。
なので、子育て中で残業が難しい場合でも、
ただ断るのではなく、
対応できる範囲を伝えることが大切です。
自分が対応できる範囲を整理しておく
面接で焦らないためには、
事前に自分が対応できる範囲を整理しておくことが大切です。
たとえば、
・突発的な残業はできるのか
・ 事前に分かっている残業なら対応できるのか
・ 月に何回くらいなら調整できるのか
・ 何時までなら対応できるのか
・ 在宅で対応できる業務なら可能なのか
このあたりを考えておくと、
面接で聞かれた時に答えやすくなります。
「残業できますか?」と聞かれた時に、
いきなりその場で考えると焦ってしまいます。
でも、事前に自分の中で線引きをしておけば、
無理に良く見せすぎず、現実的に答えることができます。
答え方の例
実際に面接で答えるなら、
こんな言い方が自然だと思います。
子供のお迎えがあるため、基本的に突発的な残業は難しい状況です。
ただ、事前に分かっている残業であれば、可能な範囲で調整して対応したいと考えています。
また、限られた勤務時間内で効率よく業務を進められるよう、日頃から優先順位を意識して取り組みたいと思っています。
この答え方なら、
「残業は難しい」という現実を伝えながらも、
仕事に対して前向きな姿勢も伝えられます。
もう少し短く言うなら、
お迎えの時間があるため、突発的な残業は難しいです。
ただ、事前に分かるものであれば、できる限り調整したいと考えています。
その分、勤務時間内で集中して業務に取り組むことを意識しています。
このくらいでも十分だと思います。
「一切できません」と言う時も伝え方が大事
家庭の状況によっては、
本当に残業が一切できない方もいると思います。
その場合も、
無理に「できます」と言う必要はありません。
ただ、伝え方は少し工夫した方がいいです。
たとえば、
現在は子供のお迎えの関係で、残業は難しい状況です。
そのため、勤務時間内で優先順位をつけて業務を進めることや、早めの報連相を意識して、周囲にご迷惑をかけないよう努めたいと考えています。
こう伝えると、
「残業できません」だけでなく、
限られた時間の中でどう働くつもりなのかが伝わります。
子育て中の面接では、
できないことを伝えるだけではなく、
その代わりにどう工夫するのかを伝えることが大切だと思います。
むしろ残業の考え方で会社の雰囲気が分かるチャンス
「残業できますか?」という質問は、
自分が見られるだけの質問ではありません。
こちら側が会社を見る質問でもあると思います。
たとえば、
こちらが現実的な事情を伝えた時に、
面接官がどんな反応をするか。
「それなら難しいですね」とすぐに否定するのか。
「事前に分かるものなら調整できそうですか?」と確認してくれるのか。
「基本的には残業は少ないですが、繁忙期だけ相談する可能性があります」と説明してくれるのか。
この反応で、
その会社が子育て中の働き方にどれくらい理解があるのか、
少し見えることもあります。
もし面接の時点で、
子育て中であることや残業できないことに対して、
強いマイナスの反応をされるなら、
入社後も働きにくい可能性があります。
面接は、企業に選ばれる場でもありますが、
自分がその会社で長く働けるかを確認する場でもあります。
残業できない=やる気がない、ではない
子育て中だと、
残業できないことに引け目を感じてしまうことがあります。
でも、残業できないことと、
仕事へのやる気がないことは別です。
限られた時間の中で集中して働く。
優先順位を考えて進める。
早めに相談する。
周囲と連携する。
できる範囲で責任を持って取り組む。
こういう姿勢は、
子育て中だからこそ身についている部分もあると思います。
大切なのは、
残業できるかどうかだけで自分を低く見ないことです。
できないことは正直に伝える。
そのうえで、時間内でどう貢献するかを伝える。
それで十分だと思います。
面接では、現実的に長く働けるかを確認しよう
子育て中の転職では、
採用されたい気持ちから、
つい無理をして答えたくなることがあります。
でも、入社後に続けられなければ、
自分も会社も大変になります。
だからこそ、面接では、
無理に良く見せるよりも、
現実的に長く働けるかを確認することが大切だと思います。
「残業できますか?」と聞かれた時は、
できないことを責められているわけではありません。
自分の状況を整理して、
できる範囲と工夫する姿勢を伝えれば大丈夫です。
限られた時間の中でも、
しっかり働きたいという気持ちは、
きちんと伝えていいと思います。
子育て中の面接で聞かれやすい質問や、時短正社員の面接で感じたことは、こちらの記事にもまとめています。
時短正社員の面接は普通の中途面接と違った|子育て中に感じたこと
子育て中の転職面接でよく聞かれた質問
子育て中の面接で「バックアップ環境はありますか?」と聞かれた時の答え方


