派遣の社内選考に通らない理由|元派遣営業が見た通過しやすい人の特徴

派遣のリアル

派遣求人にエントリーしたのに、
なかなか社内選考に通らない。

「条件は合っているはずなのに、職場見学まで進まない」
「応募しても紹介が進まない」
「何が原因なのか分からない」

そんな経験がある方もいるかもしれません。

私は以前、派遣会社で営業として働いていました。

その経験から感じるのは、
派遣の社内選考で意外と大事なのは、
スキルや経験だけではないということです。

もちろん、求人に合う経験や条件も大切です。

でも実は、
最初の電話対応の印象で、
その後の紹介が進むかどうかが変わることもかなりあります。

今回は、元派遣営業の目線で、
派遣の社内選考に通らない理由と、
通過しやすい人の特徴について書いてみようと思います。

派遣求人に応募しても連絡が来ない理由については、こちらの記事でも詳しく書いています。
希望の派遣求人に応募しても通らない理由|元派遣営業が見た求人の裏側

派遣求人にエントリーした後の流れ

派遣会社によって細かい流れは違いますが、
一般的にはこのような流れで進むことが多いです。

① 求人にエントリーする
② 紹介担当から電話が来る
③ 営業担当から電話が来る
④ 職場見学の日程調整に進む

この中で特に大切なのが、
②の「紹介担当からの電話」です。

派遣会社によっては、
この電話を営業担当が直接行う場合もあります。

ただ、多くの場合は、
まず紹介担当者がエントリーしたスタッフさんに電話をして、
希望条件や経験、働ける時間などをヒアリングします。

この電話は、ただの確認ではありません。

実際には、
一次面談のような役割を持っていることもあります。

最初の電話対応がかなり重要

派遣の社内選考で通過しにくい原因として、
意外と多いのが電話での印象です。

求人にエントリーすると、
紹介担当者から業務詳細の案内とヒアリングの電話があります。

この時に、
いかにスムーズに、感じよく対応できるかがとても大切です。

紹介担当者は、
その電話でスタッフさんの希望条件や経験を確認しながらも、
「この方を営業担当に進めても大丈夫そうか」
を見ています。

特に人気の求人だと、
数十名の応募が入ることもあります。

その中から紹介担当者が数名に絞り、
その後、営業担当がさらに電話で確認し、
求人に合うスタッフさんかどうかを見極めます。

そして最終的に、
企業へ提案するスタッフさんや、
職場見学に進むスタッフさんを決めていきます。

つまり、最初の電話で良い印象を持ってもらえないと、
営業担当にバトンが渡らないという事になります。

だからこそ、
まずは紹介担当者との電話対応を丁寧にすることが、
とても大切です。

通過しやすい人の特徴

紹介担当者から営業担当へ進めてもらいやすい人には、
いくつか共通点があります。

まず、電話の第一印象が明るい人です。

派遣の社内選考では、
スキルや経験だけでなく、
電話で話した時の印象もかなり大切です。

声のトーンが明るい。←本当にここが大事!!
受け答えがスムーズ。
質問に対してきちんと答えられる。
基本的なビジネスマナーがある。

こういう方は、紹介担当者から見ても、
「営業担当に進めても大丈夫そう」
「企業に紹介しても安心できそう」
という印象になりやすいです。

難しい敬語を完璧に使う必要はありません。

でも、
「はい」
「ありがとうございます」
「よろしくお願いいたします」
といった基本的な受け答えが明るくできるかどうかは、
かなり見られていると思います。

また、希望条件が整理されている人も通過しやすいです。

勤務時間。
通勤時間。
残業の可否。
希望する仕事内容。
絶対に譲れない条件。
少しなら妥協できる条件。

このあたりが整理されていると、
紹介担当者も営業担当へ共有しやすくなります。

派遣会社側からすると、
「この方はこの求人に合いそう」
と判断しやすい人ほど、次の選考に進めやすいです。

通過しにくい人の特徴

反対に、社内選考で通過しにくい人にも特徴があります。

たとえば、電話の印象が極端に悪い人です。

寝起きのような声だったり、
面倒そうな受け答えだったり、
質問に対して反応が薄すぎたりすると、
紹介担当者も不安になります。
あと意外と良くあるのは話が長い人、
聞かれてもないところまで長々と話してしまう人は要注意です。

派遣会社は、
スタッフさんを企業へ紹介する立場です。

そのため、
「この方を企業に紹介しても大丈夫かな」
という目線で見ています。

もちろん、急に電話が来ることもあるので、
いつでも完璧に対応する必要はありません。

ただ、落ち着いて話せない時は、
無理にその場で対応するよりも、

「今少し立て込んでいるため、〇時頃に折り返してもよろしいでしょうか」

「今出先で周りの音が少しうるさいかもしれませんが、問題ないでしょうか」

と一言伝える方が印象は良いです。

また、希望条件があいまいすぎる人や、
逆にこだわりが強すぎる人も、
紹介が進みにくいことがあります。

「何でも大丈夫です」
「特に希望はありません」

と言われると、一見柔軟に見えるかもしれません。

でも実際には、
働き始めてから条件が合わなかったり、
すぐに辞退につながったりする可能性もあるため、
紹介する側は慎重になります。

派遣では、
希望条件を整理しておくことも大切です。

電話で意識した方がいいこと

派遣求人にエントリーした後の電話では、
いくつか意識しておくと良いことがあります。

まず、落ち着いて話せるタイミングで対応することです。

忙しい時や、周りが騒がしい場所で無理に話すと、
自分の印象がうまく伝わらないことがあります。

その場合は、
折り返しの時間を伝えても大丈夫です。

また、応募した求人の内容をある程度確認しておくことも大切です。

紹介担当者から、
「今回の求人で気になった点はどこですか?」
と聞かれることもあります。

その時に、

「勤務時間が希望に合っていたためです」
「通勤しやすい場所だったためです」
「仕事内容がこれまでの経験に近いと感じたためです」

と答えられると、
紹介担当者も求人との相性を判断しやすくなります。

派遣なので、
「条件面が希望に合っていたから」
という理由でも全然大丈夫です。

むしろ、条件をきちんと整理できている方が、
紹介する側としては安心感があります。

スキルだけで決まるわけではない

派遣の社内選考というと、
経験やスキルだけで判断されると思う方もいるかもしれません。

もちろん、経験やスキルは大切です。

でも実際には、
電話対応の印象、希望条件の整理、
受け答えのスムーズさ、働く意欲なども見られています。

派遣会社側は、
企業にスタッフさんを紹介する立場です。

そのため、
「この方なら企業に安心して紹介できそう」
と思ってもらえるかどうかが大切になります。

特に人気求人の場合は、
経験が近い人が複数いる中で、
電話対応や印象の良さが差になることもあります。

社内選考に進みやすくするためにできること

社内選考に進みやすくするためには、
まず最初の電話対応を丁寧にすることが大切です。

難しいことをする必要はありません。

① 明るめの声で話す
② 応募した求人内容を確認しておく
③ 希望条件を整理しておく
④ 残業や勤務時間などは正直に伝える
⑤ 折り返しはできるだけ早めにする
⑥ 感謝の言葉を忘れない

これだけでも、印象はかなり変わります。

派遣の社内選考では、
「この人を企業に紹介したい」と思ってもらうことが大切です。

そのためには、
スキルや経験だけでなく、
電話での対応や伝え方も意識しておくと良いと思います。

社内選考は、最初の電話対応で印象が変わる

派遣の社内選考は、
経験やスキルだけで決まるわけではありません。

もちろん、求人に合う経験や条件は大切です。

でもそれと同じくらい、
最初の電話対応や希望条件の伝え方を見られています。

紹介担当者との電話は、
ただの事務連絡ではなく、
一次面談のようなものだと思って対応するのがおすすめです。

明るく丁寧に話す。
応募した求人の内容を確認しておく。
希望条件を整理しておく。
分からないことは素直に聞く。

これだけでも、
紹介担当者から営業担当へ進めてもらいやすくなる可能性があります。

派遣の社内選考に通らないと落ち込むこともありますが、
少し意識を変えるだけで印象は変えられます。

希望の求人に近づくために、
まずは最初の電話対応を大切にしてみてください。

派遣で働く前に知っておきたい基本的な流れや、派遣会社との付き合い方については、こちらの記事でもまとめています。
派遣営業をしていた私が、派遣で働く前に知ってほしいこと

タイトルとURLをコピーしました